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本の特送便 梅書房 > 知盛の声がきこえる 『子午線の祀り』役者ノート
9784151400407 知盛の声がきこえる 『子午線の祀り』役者ノート うれすじ
知盛の声がきこえる 『子午線の祀り』役者ノート
¥1,080   在庫有り
嵐圭史/著
早川書房
2017年7月
文庫/日本文学/ハヤカワ文庫

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【内容】

源平の戦いを壮大に描いた木下順二の名作『子午線の祀り』は1979年初演。以来、1992年まで5回にわたり主演平知盛を演じつづけた著者は、新劇・歌舞伎・能狂言など各分野の名優と競演。その美しく力強い劇世界を創り上げていった。戯曲を読み解く作業、呼吸法やせりふ術等の追求の過程でたどりついた境地とは。長く前進座で活躍した名優が、役を創造する苦しみと喜びを綴る戯曲論の傑作。

【目次】

潮が西へ走り始めた!
“全曲上演”をどう捉えるか
木下順二氏は何故“文学的欠落”への挑戦とあえて言ったか
デクラメイション・考
論理と感覚の世界
文体と構造
子午線の視座
影身よ!
永遠の時間の中を、幕が静かにおりて行く
エピローグ―母へ‐見るべき程の事は見つ