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本の特送便 梅書房 > 教科の本質を見据えたコンピテンシー・ベイスの授業づくりガイドブック
9784182309243 教科の本質を見据えたコンピテンシー・ベイスの授業づくりガイドブック おすすめ
教科の本質を見据えたコンピテンシー・ベイスの授業づくりガイドブック
¥2,376   在庫有り
奈須正裕/編著
明治図書出版
2017年11月
教育/学校教育

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【内容】

主体的・対話的な学びを実現する三つの原理を提案!

新学習指導要領の大きな柱の一つである資質・能力(コンピテンシー)。このコンピテンシーの育成を目指した授業づくりの理論や各教科の実践例、学校全体のシステムづくり、プログラミング教育の授業づくりまで、学びの質的向上を図る授業づくりのすべてがわかる1冊。


【目次】

まえがき

Chapter1 コンピテンシー・ベイスの授業づくり

 1 コンピテンシー・ベイスの教育と学習指導要領改訂
  コンテンツ・ベイスの教育の原理と問題点
  非認知的能力の重要性と育成可能性
  世界のトレンドとしてのコンピテンシー・ベイスの教育
  平成20年の学習指導要領改訂における二つの取り組み
  学力の三層構造から資質・能力の三つの柱へ
  各教科等の目標の様式の刷新

 2 「学び」という営みの本質をとらえる
  各教科等をしっかりと教える
  系統指導とは何か
  コンピテンスという思想
  主体的・対話的で深い学びの実現

 3 主体的・対話的で深い学びを実現する授業づくりの三つの原理
  有意味学習―子供はすでに膨大な知識を持っている
  既有知識を洗練・統合する教師の意図性・指導性
  オーセンティックな学習―学びの文脈を本物にする
  「科学する」学び
  明示的な指導―学びを関連付け概念化する
  汎用的な思考の道具を整理して手渡す
  コンピテンシーが兼ね備えるべき汎用性の正体
  鋭角的な学びと間口の広い学び


Chapter2 コンピテンシー・ベイスの授業プラン&システムづくり
 コンピテンシー・ベイスの授業プラン&システムづくり15事例の読み解きガイド
  国語科の授業プラン
  算数科の授業プラン
  社会科の授業プラン
  理科の授業プラン
  総合的な学習の時間の授業プラン
  プログラミング教育を取り入れた授業プラン
  学校全体で取り組むシステムづくり
  国語科の授業プラン

 1 4年・「月夜とめがね」「とのさまのちゃわん」
  ぼく・わたしの小川未明~「月夜とめがね」「とのさまのちゃわん」

 2 2年・「あなのやくわり」
  自分たちの「あなのやくわり」事例説明文を書こう!
   ―「評価する力」を軸に主体的・対話的に探究し,思考・判断・表現しよう―

 3 6年・「『鳥獣戯画』を読む」「この絵,私はこう見る」
  御前崎市の6年生へ贈るアートブックを作ろう!
   ―筆者のものの見方をとらえ,自分の見方を広げよう―
  算数科の授業プラン

 4 6年・場合の数
  起こり得る場合の数を,整理して考えよう!

 5 1年・かたちであそぼう
  かたちあそびで図形や数量関係の感覚を豊かにしよう!

 6 6年・およその形と大きさ
  NASAに続きSANWA小も!海氷面積予想に挑戦!
  社会科の授業プラン

 7 4年・わたしたちのくらしと「水」「ごみ」
  水道水・下水・ごみから環境を考えよう

 8 6年・身近なものから日本を見よう
  おもちゃなど身近なものを通して,様々な時代の特徴を調べよう
  理科の授業プラン

 9 5年・電流がつくる磁力
  リフティングマグネット付きユンボの秘密を追究しよう!

 10 3年
  一年間を振り返って3年理科カリキュラムを見直そう
  総合的な学習の時間の授業プラン

 11 6年
  神石牛を有名にしよう

 12 4年
  パラリンピックがやってくる―パラリンピックの未来について語り合おう―
  プログラミング教育を取り入れた授業プラン

 13 6年
  プログラミングをして作ろう!―プログラミングで自分の世界を広げよう!―
  学校全体で取り組むシステムづくり

 14 教室ルールと学びのルーブリックの全校での共有化

 15 単元水準での完全な一人学び


【おすすめ】

 学校で膨大な知識・技能を教えてきたのは,それを貯め込んで持っておくためではなく,人生で直面する様々な問題場面に効果的に活用し,優れた問題解決を現に成し遂げることにより,一人ひとりがよりよい人生を切り開いていくためであろう。ならば,単に知識・技能を所有しているだけでは十分とは言えない。さらに,知識・技能を効果的に活用するための思考力・判断力・表現力等が必要であろうし,困難な状況に粘り強く立ち向かい続ける意欲や感情の自己調整能力も欠くことができない。また,現実の問題場面の多くは対人関係的な文脈の中で生起している。そこで洗練された問題解決を果たしていくには,コミュニケーション能力や対人関係の調整能力が大切になってこよう。
 このような,生涯にわたる洗練された問題解決の実行に必要十分なトータルとしての学力育成を最優先の課題として学校教育を抜本的にデザインし直していこうという世界的なトレンド,それがコンピテンシー・ベイスの教育である。

(まえがき より)