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本の特送便 梅書房 > きせきの海をうめたてないで!
9784494020393 きせきの海をうめたてないで!
きせきの海をうめたてないで!
¥1,595   在庫有り
キムファン/著
大田黒摩利/イラスト
たかおかゆみこ/イラスト

童心社
2014年8月
児童/ノンフィクション/動物・植物


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【内容】

山口県上関町長島・祝島のまわりの海には、日本でもここでしか見つかっていない生きものや、世界的に保護されなければいけない希少な生きものが、くらしています。この海を知る人たちは、瀬戸内海の最後の楽園「きせきの海」とよびます。かれらがすむ「きせきの海」が、うめたてられるかもしれません。原子力発電所をつくるために…。


【目次】

第1章 漁師さんの友だち、スナメリ
 世界でもっとも小さなクジラ
 海外の“イルカと力を合わせる漁”
 瀬戸内海の「スナメリあじろ漁」
 スナメリが子育てする海

第2章 海鳥たちの命のゆりかご
 小さなペンギン、カンムリウミスズメ
 繁殖が終わるとどこへいく?
 木に登る海鳥、オオミズナギドリ
 海をこわす原発

第3章 「生きている化石」たちと、お花畑のようなスギモク群落
 世界でここにしかいない貝
 「進化の生き証人」ナメクジウオ
 古生代から生き残った、カサシャミセン
 お花畑のようなスギモク群落


【おすすめ】

生き物たちが裁判をおこしました。スナメリ、カンムリウミスズメ、ヤシマイシン近似種、ナガシマツボ、ナメクジウオ、スギモク。これらの6つの生き物たちが、本当に、2008年に山口県で裁判をおこしたのです。裁判をおこした生き物たちは、ほかの海ではもういなくなってしまったり、とても数が少なくなったりしてしまった生き物たちです。けれども上関の海では、今もふつうに生きています。ですから人びとは上関の海を「きせきの海」と呼ぶのです。でも、悲しいことに、かれらがすむ「きせきの海」が、うめたてられるかもしれないのです。原子力発電所をつくるために、です。生きものたちは必死にうったえています。「わたしたちがすむ海を人間がうめたててしまったら、もう生きてはいけません。わたしたちはほかの海では生きられないのです。どうか、うめたてないでください!」と――。