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本の特送便 梅書房 > きれいごと抜きのインクルーシブ教育
9784654019441 きれいごと抜きのインクルーシブ教育
きれいごと抜きのインクルーシブ教育
¥1,944   在庫有り
多賀一郎/著
南惠介/著
出版社名 黎明書房
出版年月 2017年5月
頁数・縦 157P 19cm

個数

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【内容】

「教室のあの子」とも呼ばれる発達障害の特徴を持つ子ども。突然走り回る、些細なことでも異常に反応をする。…こういった行動に対し、教師や支援者はどのようにかかわっていけばよいのだろうか。きれいごとだけでは通用しない教室の実態を踏まえ、教師はどのような考え方や視点を持ち、どのような対策をとるべきなのか。今、最も注目すべき2人の実践家がインクルーシブ教育の今日と明日を克明に語る。

【目次】

第一章 「あの子」のいる教室 ―現場の実態から 

1 こういう姿を見ませんか? 
 キレるあの子
 こだわりのあるあの子
 自分を傷つけるあの子
 立ち歩くあの子
 片付けられないあの子
 指示が分からないあの子 /他

2 見えていないが、困っている 
 目立たないあの子
 まじめすぎる子
 汚い言葉を使う子、丁寧すぎる言葉を使う子
 ぎこちない子
 負けられない子
 過敏な子 /他

3 特別支援学校、特別支援学級の運用実態 

4 障害者差別解消法を現場でどう考えているか 


第二章 「あの子」に悩む先生たち 

1 現場には、きれいごと抜きの現実がある ―授業妨害と暴力 

2 気づかずに子どもをつぶしている 
 善意の毒を知れ ―ちょっと立ち歩くのもあり
 躾と子どもの思いとの間
 子どもの声を聴けているか
 ベテランがうまくいく理由
 父性の怖さ


第三章 「あの子」と保護者のこと 

1 小学校に入って気づく、さまざまな事例 

2 「教室にいさせてください」という言葉の辛さ 

3 保護者の思いはクレームなのか? 

4 暴力を振るわれた側の思いに、どう対応するのか
  ―「その子を教室から出してくれ」という保護者


第四章 未来志向のインクルーシブ教育

1 将来が見えない 

2 インクルーシブ教育の目的とは何か? 

3 支援の問題点 
 怒鳴ればいいのだ
 教師の支援のしすぎ、しなさすぎ
 「教師にとって困ったことが起こらない」を目標にしていないか
 みんなを「普通」にしようとしていないか
 「寄り添う」ことで駄目にする
 保護者に伝えること、伝えないこと
 TTや支援員が必ずしも支援になっていないことがある /他

4 専門機関との連携 
 薬を飲ませるための受診に意味はない

5 障碍者だけのインクルーシブ教育なんてない 

6 隠すことで解決するのか?


第五章 きれいごと抜きの解決策 

1 「あの子」は何に困っているのだろう 

2 問題が起こりづらい先生から学ぶ 

3 具体的な解決へのヒント 

4 「あの子」を助ける手立てや技術 
 安心感を与える 
 スルーすること、関わること 
 一緒にやる、モデルを見せる 
 わくわくさせる・ドキドキさせる 
 選択させること 
 問題行動への対応 
 コツや手法はあっても魔法の杖はない 

5 「学び合う教室」の価値 

あとがき