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本の特送便 梅書房 > 告白 岐阜・黒川 満蒙開拓団73年の記録
9784780310474 告白 岐阜・黒川 満蒙開拓団73年の記録 新製品
告白 岐阜・黒川 満蒙開拓団73年の記録
¥2,640   在庫有り
川恵実/編著
NHK ETV特集取材班/編著

かもがわ出版
2019年10月
歴史/戦争/性暴力/社会/政治


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【内容】

渾身のフォト・ルポルタージュ。

敗戦の満州から生きて還ったその命の底に、何があったのか。
これは、今を生きる私たちにつながる父母・祖父母の命と尊厳の記録である。

近隣の開拓団の集団自決の報が続くなか、開拓団副団長は、こう話したのだった。
「どうにかして、生さて日本に帰るために、あんたら娘15人は、犠牲になって・・・兵隊さんの奥さんには頼めんでなぁ。層か頼む」



【おすすめ】

「接待」について

第2次世界大戦直後、旧満州に入植していた岐阜県の黒川開拓団は、現地で生き延びるために、侵攻してきたソ連兵に、開拓団の護衛と食料などの調達を提供してもらっていた。
その見返りに、開拓団の未婚女性15人が、ソ連兵の「性の接待」をするという約束がなされた。ざまざまな証言から、「接待」は終戦直後の9月頃から11月頃まで、またはそれ以上、ソ連兵たちが去るまで続けられたと言われている。
女性たちの「接待」のおかげで、黒川開拓団650名のうち、およそ450名が帰国を果たす。
「接待」は、戦後長く、語ってはいけないこととされ、その事実は開拓団たちが亡くなってしまうと同時に、誰もが記憶する人がいなくなろうとしていた。しかし、2012年、「接待」に行ったひとりの女性が公の場でその事実を告白。その後、「接待」をめぐってさまざまな証言が明かされることとなった。

これは、「接待」に行った女性たちと、それにより生き延びた村の人たちの「告白」の記録である。